日本庭園は古来から大自然を基本に、その自然と人間との調和を図りながら一歩踏み越え、自然の中の好ましい景観を好ましい素材、好ましい手段を取り入れ理想の形にしているものと思います。
そういった過去からの受け継いできた技術・感性を今の時代に適応した「創造性」でやすらぎの空間を創りたいと思います。
自然に近い和風の庭は木漏れ日が差し込み、風が流れ、新緑、紅葉と春夏秋冬と飽きのこない四季を感じる空間となります。
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洋風の庭は外で過ごせるくつろぎの庭です。ベースは自分の好きな草花や木を植え育てることですが、それ以外にも家族や仲間でバーベキューを楽しむ、子供達と砂場や水場で遊ぶ、ライトアップして夜の眺めを満喫する、キッチンガーデンで野菜を育てるなどたくさんの楽しみ方があります。
きっと自分が手を加え少しずつ自分の好きな庭にしたり、家族の成長に合わせた庭に変えることで喜びを感じることができると思います。
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タカショー庭空間施工コンテスト 和の創作の庭部門で銅賞を頂きました。
講評
料亭の現場ということで、エコ竹を使用した創作的な和風フェンスを設置することで、お店の個性を出すことに繋がっているように感じます。横のラインを一部曲線にすることで単調なデザインから脱し、動きのあるデザインとなっております。
施工のポイント
割烹料理店のファサードからのアプローチ。隣地が民家ということで、しっかりとした境界・目隠しとしたい所ですが、昼も営業している事から塞いでしまうと暗く陰気な感じになります。そこでエコ丸竹を1本おきにした変形の清水垣に、エコ竹特有の滑らかな曲げを利用し、光悦寺垣の曲線をイメージした胴打としました。そのことにより柔らかさと、光と風、隣地の庭の借景として取り入れることができ、一体化した空間となりました。
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